東京のたい焼き ほぼ百匹手帖

2013年10月12日

たい焼き屋台 そら【吉祥寺@京王井の頭線】

たい焼きを買いに今だ吉祥寺に居る。

吉祥寺は渡りのたい焼き屋が集う場所。
タンチョウで言う所の釧路湿原の様な、
さながら“たい焼き特別保護区”である。
東伏見から“渡る”たい焼き屋の他にももい一軒。
何処から現れて、翌日は自由が丘へ“渡る”たい焼き屋がある。

北口に出て右に折れて吉祥寺通り。
東急吉祥寺店の手前を左折すると昭和通り。
その道を真っ直ぐ。
かなり真っ直ぐ行くと見えてくる日本キリスト教団東美教会。
その垣根から伸びるたい焼きの幟が「たい焼き屋台 そら」の目印。

教会の軒に屋台を据え置き、
今日は御店主が一人、丹念に一丁焼きでたい焼きを焼いている。
夏の間は休業していて秋になり先週、
営業再開したら生憎の悪天候と重なり順延。
そして今週この真夏日。
波乱に満ちた2013-2014シーズンの幕開け。
たい焼きを受け取る数分の間、
そんな事をぼんやり考えてみたりする。

焼き上がったたい焼きは、若干色黒で大ぶり。
側面に纏った幅広の縁が洒落ている。
その縁のカリカリの歯応えを堪能した後に本体をひと齧り。
出来立て熱々の皮は本来の実力を発揮する。

ザラリとした舌触りの表面と背中合わせで、
ぐにゃりコシが強い中面は、一丁焼き然とした薄い仕上がり。
その中の餡は小豆の風味を携え、
柔らか過ぎず、硬過ぎず。
それでも若干柔らかい、舌に心地よい塩梅で齧り口から、
とろりとろりと口内へやってくる。
迎え撃つ口の動きは休む間もなくひたすらに、
完食するまで続くのであった。

土曜の吉祥寺“たい焼き特別保護区”で、
秋冬の到来を真夏日の炎天下に無理矢理実感させて、
次なる土地へ渡っていくたい焼き屋。
東京近郊の全ての移動式たい焼き屋が、
この“たい焼き特別保護区”吉祥寺に来たら良いなと、
果てぬ無想を児童公園で繰り広げる。
凶器とも呼べる日差しの元、
今秋最初のたい焼きを片手に。


価   格○小倉 150円
住   所○東京都武蔵野市吉祥寺本町4丁目14−9
       日本キリスト教団東美教会 駐輪所内
営業時間○毎週土曜 12時頃〜売り切れ次第終了
       ※急遽販売が中止になる事があります。
         出店状況についてはツイッターでご確認お願いします。


posted by EY at 23:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のたい焼き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。